
ガイド
福島潟は、新潟県新潟市北区に位置する面積約260haの潟(天然の湖沼)です。この地域は「日本の自然百選」や「にいがた景勝百選」などに選定されており、多くの動植物が生息する環境として知られています。特に、国の天然記念物であるオオヒシクイをはじめとする220種以上の野鳥の飛来地として、鳥獣保護区に指定されています。また、オニバスの自生北限地としても知られ、希少な動植物の生息地としての側面を持っています。
福島潟の地形は、江戸時代から昭和期にかけて行われた干拓事業によって変化してきました。かつてはより広い面積がありましたが、干拓が進んだことで現在の形となりました。1975年頃には、国営の干拓事業が行われていた時期もあり、水田化を巡る議論が行われた歴史があります。現在は、自然環境の維持と水辺の景観を活かした「水の公園」として整備されており、周辺には「水の駅 ビュー福島潟」などの施設が設置されています。また、2003年には福島潟放水路が開通し、現在の水理環境が形成されています。

福島潟には、季節ごとに異なる自然現象が見られます。代表的なものとして、4月上旬から下旬にかけて展開される菜の花の景観、および7月上旬から9月中旬にかけて見られるオニバスの自生状況があります。また、冬の時期にはコハクチョウやオオハクチョウといった白鳥が最大で約8,000羽飛来することが確認されています。これらは、自然環境の維持と生物多様性の観測において重要な指標となっています。
季節による景観の変化は以下の通りです。
なお、水の駅「ビュー福島潟」の営業時間は9時から17時までとなっており、入館は閉館の30分前までです。

福島潟周辺では、自然環境の観察が可能です。特に野鳥の観察において、オオヒシクイや白鳥などの飛来が確認できるスポットとなっています。また、JR豊栄駅から無料のレンタサイクルが貸出されているため、周辺の遊歩道や公園を利用した移動が可能です。自然環境の保護観点から、白鳥へのエサやりは禁止されています。
周辺には、自然環境を活用した施設が複数存在します。
