
ガイド
福岡市動植物園は、福岡市中央区の南公園内に位置する、動物園と植物園が一体となったユニークな施設です。動物園エリアと植物園エリアの2つのゾーンに分かれており、それぞれで異なる魅力を持つ自然体験を提供しています。動物たちの愛らしい姿や、季節ごとに表情を変える植物の美しさを同時に楽しむことができる、福岡市内でも屈指のレジャー施設です。
福岡市内には、かつて現在の福岡市立馬出小学校の場所に動植物園が存在していました。戦後、福岡市中心部から南に位置する南公園に動物園が再建され、現在の形へと発展してきました。また、かつては隣接していた平尾浄水場の跡地を利用して植物園が開園するなど、地域の歴史や都市の発展と共に歩んできた施設です。現在では、約110種の動物と約2,600種の植物が共生する、豊かな自然環境を維持しています。

動物園エリアでは、多種多様な動物たちが展示されており、生き生きとした姿を観察できます。一方、植物園エリアでは、四季折々の花々や緑を楽しむことができます。特に温室には約1,200種類もの植物が展示されており、8つのゾーンに分かれた多様な環境を体験できるのが大きな特徴です。また、展望台からは周囲の景色を一望することもでき、自然と都市が融合した風景を楽しむことができます。
季節ごとに異なる魅力があるため、いつ訪れても新しい発見があります。春には美しい花々が咲き誇り、夏には緑が深まり、秋には紅葉、冬には静謐な植物の姿を楽しむことができます。特に4月や5月は、植物の美しさが際立つベストシーズンの一つです。日中の明るい時間帯は動物たちの活発な動きを見やすく、夕方にかけては植物園の穏やかな雰囲気の中でリフレッシュするのに適しています。

園内では、自然に触れる様々な体験が可能です。植物園では、季節に応じた植物の観察や、自然のサイクルを感じることができます。また、園内には観覧車やメリーゴーランド、小型の遊具などのアトラクションもあり、お子様連れのご家族でも一日中楽しむことができます。自然の中でゆったりとした時間を過ごす、贅沢なひとときを体験してください。
福岡市中心部からアクセスしやすい南公園内に位置しており、周辺には緑豊かな公園エリアが広がっています。植物園のすぐ近くには、都市緑化の啓発拠点施設である「ボタニカルライフスクエア」もあり、植物を通じた新しいライフスタイルの提案にも触れることができます。周辺は散策にも適した環境です。
園内は広範囲にわたるため、歩きやすい靴での訪問が推奨されます。また、夏場は虫刺され対策として虫除けなどの準備があると安心です。植物園の芝生広場では、レジャーシートや簡易テント(ペグ固定禁止)を使用して、周囲の利用者に配慮しながら休憩を楽しむことができます。なお、動物園内でのフラッシュ撮影や、動物への餌やり、植物の枝を折るなどの行為は厳禁です。ゴミは必ずお持ち帰りください。