
ガイド
茶臼山高原は、愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村の境界に位置する、標高1,415mの愛知県最高峰の茶臼山とその南西に位置する萩太郎山の間に広がる高原地帯です。このエリアは、四季を通じて異なる自然の景観を楽しむことができるリゾート地として知られています。春には広大な芝桜の花畑、夏には新緑、秋には紅葉、そして冬には雪景色と、季節ごとに変化する風景が特徴です。リフトを利用して高所へアクセスできる仕組みが整っており、標高の高い場所から周囲の山々を見渡すことができます。
この地域は、愛知県と長野県の境界に位置する自然豊かな国定公園内にあります。古くから自然環境が守られてきたエリアであり、現在は観光リゾートとして整備されています。茶臼山高原には、地域の文化や自然を伝えるための施設も点在しており、例えば「茶臼山高原の美術館」では、写真家・前田真三による奥三河をテーマにした写真の常展が行われるなど、地域の自然や風景を芸術の視点からも伝える役割を果たしています。

茶臼山高原には、季節ごとに異なる主要な見どころが存在します。最も象徴的なのは、萩太郎山へ続く観光リフトを利用した先にある「天空の花回廊」です。ここには約33万株の芝桜が植えられており、春のシーズンには一面がピンク色に染まる景色が見られます。また、冬季には愛知県内でも貴重なスキー場として機能し、スキーやスノーボードを楽しむことができます。その他、高原内には矢筈池などの池や、休憩に利用できるレストハウス、さらには星空を眺めることができる「星空カフェ」といったスポットもあり、自然と一体となった滞在が可能です。
季節によって提供されるアクティビティが大きく異なります。春(5月上旬〜6月上旬)は芝桜の見頃であり、リフトを利用して高所からの景色を楽しむのが一般的です。夏はハイキングやマウンテンバイク、ボート、ゴーカートなどのアウトドア・レジャーが中心となります。秋は紅葉の時期であり、周囲の山の景色が変わります。冬(12月下旬〜3月中旬)はスキーやスノーボードのシーズンです。また、月1日限定でオープンする「星空カフェ てんくう」では、標高の高い場所から美しい星空を鑑賞できる機会があります。営業期間や時間は、施設(バーベキュー、スキー、リフト等)によって異なるため、訪問前に確認が必要です。

高原での体験は多岐にわたります。夏季や中間期には、マウンテンバイクやマウンテンボードのレンタル、ボート、ゴーカート、さらにはカヌー体験などが可能です。また、ハイキングコースも整備されています。冬季にはスキー場として、スキーやスノーボード、ソリ滑りを楽しむことができます。バーベキューを楽しみたい場合は、指定のバーベキュー場(予約制)を利用することが可能です。ただし、バーベキュー場での火気使用は指定された場所のみに限られ、国定公園内のため厳格なルールがあります。
茶臼山高原の周辺には、温泉施設やその他の観光スポットがあります。例えば「湯〜らんどパルとよね」などの施設が近隣に位置しており、高原でのアクティビティと併せて利用されることがあります。また、高原内には「茶臼山 高原の美術館」があり、写真を通じた地域の風景を楽しむことができます。これらは高原リゾートとしての滞在をより充実させる要素となっています。

高原地帯であるため、季節に応じた適切な服装が必要です。特に冬季のスキー利用や、春・秋のハイキング時には、気温の変化に対応できる防寒着や動きやすい服装を準備してください。また、国定公園内であるため、火気厳禁のルールが徹底されています。バーベキューを行う際は指定の場所を利用し、喫煙についても指定の喫煙場所以外では厳禁です。支払方法については、クレジットカードや交通系ICカードの利用ができず、現金のみの対応となるため、事前に現金を準備してください。また、周辺にはコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ATMなどの施設がないため、必要なものは事前に用意しておく必要があります。