
ガイド
部埼灯台は、福岡県北九州市門司区の企救半島北東端、瀬戸内海(周防灘)に面した部埼に位置する石造りの大型灯台です。この灯台は日本の灯台50選に選ばれており、2020年には国の重要文化財に指定されました。灯台のほか、旧官舎や旧日時計、石垣なども重要文化財として指定されています。隣接するエリアには、部埼潮流信号所も設置されています。
部埼灯台は1871年(明治4年)に着工され、1872年(明治5年)に石油灯によって初点灯されました。建築設計にはリチャード・ヘンリー・ブラントンが関わっています。1895年にはフランスから輸入された回転式のレンズへと変更されました。1981年からは無人化されています。この灯台は、歴史的・文化的な価値が非常に高い建造物として、国の重要文化財に指定されています。
主な見どころは、石造りの外観を持つ灯台本体です。灯台の周囲には、旧官舎や旧日潮信号機、旧日時計、そして石垣といった歴史的な遺構が点在しています。灯台周辺は、自然豊かな景観の中に歴史的な建造物が配置された構成となっています。
灯台の周辺は、季節によって異なる景観を見せます。2月や3月頃には、周辺の植物や環境の変化を確認できます。灯台内部への立ち入りについては、年に1回、概ね10月末から11月上旬の間に1日限定で一般公開が行われます。それ以外の期間は、灯台の外観を見学することが可能です。
灯台の周辺は、自然環境の中での散策が可能です。ただし、灯台内部への立ち入りは、年に一度の一般公開時を除き、関係者以外は制限されています。外観の観察や、周辺の景観の確認が主な活動となります。また、灯台の近くには、潮速を表示する施設も存在しています。
部埼灯台は、北九州市の門司区に位置しており、周辺には企救半島が広がっています。観光の際は、門司港レトロエリアなどの周辺観光地と併せて計画を立てることが可能です。また、灯台の近くには部埼潮流信号所が隣接しています。
灯台周辺へのアクセスには、公共交通機関を利用する場合、JR門司港駅から西鉄バス(行先番号41番)を利用し、「白野江」バス停で下車した後、徒歩での移動が必要です。バス停からは約3kmの距離があります。駐車場が設置されているため、自家用車やレンタカーでの訪問も可能です。整備された道もありますが、自然地形の中にあるため、歩きやすい靴での訪問が適しています。灯台周辺は、歴史的な重要文化財であるため、周囲の環境や建造物を保護するマナーを守って行動してください。