ガイド
浜名湖の南側に位置する弁天島海浜公園は、水面に浮かぶ鮮やかな赤い鳥居が象徴的な、南国リゾートのような開放感あふれる公園です。一面に広がるヤシの木々が、訪れる人々を非日常的な雰囲気へと誘います。環境省の水質調査で最高ランク「AA」を取得した美しい水質を誇るビーチがあり、夏には海水浴場としても賑わいます。また、湖上にそびえる高さ18mのシンボルタワーは、昼間だけでなく夕暮れ時にも美しい姿を見せてくれます。
公園のすぐそばには、1708年からこの地に祀られているとされる「辨天神社」があります。御祭神の市杵島毘賣命(いちきしまひめのみこと)は、弁財天とも同一視される神様です。現在の社殿は明治時代に建立・改築されたもので、天女伝説や白蛇伝説が伝わる歴史ある場所です。また、この地域の景観は「遠江八景」の一つとして、古くから歴史的・文学的な背景を持つ美しい景色として親しまれてきました。
最大の魅力は、何といっても「弁天夕照」と呼ばれる夕日の絶景です。特に11月下旬から1月下旬頃の、冬至前後の約1ヶ月間は、赤い鳥居の中央に夕日が沈んでいく神秘的な光景を眺めることができます。また、干潮時に現れる天然の干潟「いかり瀬」での磯遊びや、遊覧船を利用して間近から鳥居を眺める体験も人気です。夏には、湖上から約1,000発の花火が打ち上がる花火大会も開催され、四季を通じて多彩な楽しみ方ができます。
季節によって異なる魅力があります。夏には、波が穏やかで水質も良いため、家族連れでの海水浴やレジャーに最適です。一方、冬の夕暮れ時は、空が赤く染まり、鳥居の中に太陽が沈むドラマチックな瞬間を狙うのがおすすめです。ただし、冬の海辺は風が強く冷え込むため、夕日を鑑賞する際は防寒対策をしっかりと行うことが推奨されます。
景色を楽しむだけでなく、アクティブな体験も豊富です。穏やかな湖畔での釣りや、サイクリングの拠点としても利用されています。また、遊覧船に乗って、水上に立つ鳥居を間近に眺めることができます(遊覧船の運行期間は4月1日から8月31日まで。変動があるため要確認)。さらに、公園に隣接する「浜名湖リゾート&スパ THE OCEAN」では、天然温泉の立ち寄り湯や、カフェでのスイーツを楽しむことができ、観光の疲れを癒やすことができます。
公園のすぐ近くには、観光の合間に立ち寄れる魅力的なスポットが点在しています。例えば、カフェ「BENTENJIMA CAFE」では、濃厚な味わいの「弁天島プリン」を楽しむことができ、大きな窓から夕日を眺めながら贅_を味わえます。また、歴史を学ぶ「特別史跡新居関跡 新居関所史料館」や、体験学習ができる「浜名湖体験学習施設 ウォット」なども周辺エリアの主要なスポットです。