
ガイド
アプトの道は、かつて信越本線で運用されていたアプト式鉄道の廃線敷を利用して整備された、全長約6.3kmの遊歩道です。横川駅から熊ノ平駅までの区間は、鉄道技術の歴史を伝える構造物が数多く残されています。国の重要文化財に指定されている旧丸山変電所をはじめ、6つの橋梁と10の隧道(トンネル)が配置されており、鉄道時代の遺構を間近に確認できる場所です。
このエリアは、かつて急勾配を克服するためにアプト式鉄道が走っていた歴史的な場所です。現在は、その鉄道遺産を保存・活用する形でハイキングコースとして整備されています。旧丸山変電所などの建造物は国の重要文化財に指定されており、日本の鉄道技術の発展を物語る文化的な価値を持つ遺構として保存されています。

コース内には、鉄道時代の構造物が多数存在します。代表的なものとして、鉄道煉瓦構造物群である「めがね橋」や、国の重要文化財である「旧丸山変電所」が挙げられます。また、道中には6つの橋梁と10の隧道があり、これらは当時の技術を伝える重要な要素です。さらに、コースの途中からは碓氷湖の景観を確認できるポイントも存在します。
アプトの道は通年開放されていますが、トンネル内の照明については時間帯による制限があります。トンネル内の照明は午前7時から午後6時まで点灯しており、午後6時には消灯します。夜間のトンネル内は視界が悪く危険なため、日中の明るい時間帯での利用が推奨されます。季節としては、春から秋にかけてのハイキングに適しています。

この場所では、かつての鉄道ルートを辿るハイキングが可能です。横川駅から出発し、地形の変化やトンネル、橋梁などの構造物を確認しながら進むルートとなっています。片道の所要時間は、横川駅から熊ノ平駅までで約125分、復路(熊ノ平から横川へ戻る場合)は約96分程度です。周囲の自然や鉄道遺構を確認しながら進むルートとなっています。
ハイキングの前後や途中で立ち寄れるスポットとして、碓氷湖や「峠の湯」があります。また、鉄道遺産をより詳しく知るための施設として、碓氷峠鉄道文化むらも周辺に位置しています。駐車場については、碓氷湖、めがね橋、熊ノ平の各地点に大型車両にも対応したスペースが確保されています。
ハイキングコースであるため、動きやすい服装と歩きやすい靴が必要です。トンネル内を通過する箇所があるため、足元に注意してください。支払いは、周辺の施設(峠の湯など)を利用する場合、現金またはクレジットカードの有無を確認しておく必要があります。また、トンネル内の照明は午後6時に消灯するため、時間に余裕を持って行動してください。撮影については、公共の場としてのマナーを守って行ってください。