ガイド
承天閣美術館(相国寺)の開館四十周年を記念した特別企画展「後水尾院の京」の第II期が開催されます。本展は、室町時代に足利義満によって創建された相国寺と、近世の文化を主導した後水尾院との深い関わりをテーマにしています。後水尾院は相国寺の僧を師として落飾し、多くの伽藍を再興した人物であり、その歴史的背景から相国寺には多くの貴重な什物が残されています。本展では、十七世紀の京都を彩った華麗な文化を今に伝える、極めて貴重な寺宝の数々を展示いたします。
本展の最大の魅力は、後水尾院と禅、そして相国寺の歴史を象徴する貴重な展示品です。展示は複数の構成に分かれており、歴史の重みを感じさせる構成となっています。特に注目すべきは、重要文化財に指定されている美術品です。例えば、本阿弥光悦に関連する「赤楽茶碗」や、尾形乾山作の「色絵龍田川透かし鉢」など、茶の湯文化の粋を集めた作品が展示されます。また、禅僧の書画や、宮家の菩提寺としての歴史を物語る品々、そして四季の美しさを描いた屏風など、視覚的にも非常に豊かな体験ができるでしょう。歴史的な文脈とともに、当時の貴族社会や禅文化がどのように融合していたのかを深く理解できる内容となっています。
本展の開催期間は以下の通りです。第II期の会期を必ずご確認ください。
また、会期中には特別なイベントも予定されています。
会場は、京都市北区に位置する相国寺内の承天閣美術館です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場名 | 承天閣美術館 |
本展は、単なる美術品の鑑賞にとどまらず、後水尾院という歴史的人物を通じて、京都の文化的な深層に触れることができる貴重な機会です。特に、茶器や屏風などの工芸品は、日本の伝統美を象徴するものです。展示されている作品は、歴史的な背景とともに、当時の人々の精神性や美意識を教えてくれます。記念講演への参加を検討される場合は、先着順となっているため、早めの確認をお勧めいたします。展示作品は予告なく変更される可能性があるため、最新の情報は公式サイトをご確認ください。