
ガイド
おんだ祭り(御田植神幸式)は、阿蘇大明神が阿蘇の開拓と農耕の道を広めた神徳をたたえ、五穀豊穣を祈願する伝統的な祭礼です。国指定重要無形民俗文化財である「阿蘇の農耕祭事」の一つとして、古くから大切に受け継がれてきました。かつては藩政時代に細川侯の名代が参向する唯一の祭りであった歴史を持ち、阿蘇の人々にとって最も重要な祭典の一つです。
最大の見どころは、神職や早乙女、そして神様の食事を運ぶ「宇奈利(うなり)」などが、白装束に身を包んで青々とした田園の中を練り歩く神幸行列です。約200人もの行列が、神輿(4基)と共に進む様子は、まるで動く歴史絵巻のような美しさがあります。また、神輿の下をくぐることで無病息災が叶うといわれており、地域の信仰を感じながら、盛夏の阿蘇谷に広がる幻想的な風景を堪能できます。
おんだ祭りは、開催される神社によって日程が異なります。
※日程は毎年、特定の神社で行われるスケジュールに基づいています。
祭りは以下の2箇所を中心に行われます。
阿蘇エリアは広大な自然に囲まれており、各会場へのアクセスについては事前に交通手段を確認しておくことをおすすめします。
おんだ祭りは、単に観覧するだけでなく、地域の人々が役割を担い、伝統を次世代へ繋いでいく重要な儀式です。神幸行列が通るルート沿いで、青々とした稲が育つ田園風景と共に、白装束の人々が織りなす伝統の姿をぜひご覧ください。神輿の下をくぐって無病息災を祈る体験も、この祭りならではの魅力です。
屋外の田園地帯を練り歩く行列を観覧するため、歩きやすい服装での訪問をおすすめします。お支払いや予約に関する具体的な情報は、公式サイトにてご確認ください。