
ガイド
垂井曳山まつりは、岐阜県不破郡垂井町の氏神である八重垣神社で毎年開催される例祭です。その起源は南北朝時代にまで遡り、後光厳天皇を慰めるために村人が花車を造って曳き回したことが始まりとされています。現在では、豪華な装飾が施された3両の「曳山(山車)」が町を巡る、地域に深く根ざした伝統行事として親しまれています。
この祭りの最大の魅力は、歴史的な価値を持つ豪華な曳山と、そこで繰り広げられる「子供歌舞伎」です。曳山は、漆塗りの美しい外観と精巧な彫刻、そして豪華な飾金具が特徴の長浜型曳山です。これらは岐阜県の重要有形民俗文化財にも指定されています。
特に、曳山の舞台上で小学生たちが演じる歌舞伎は、全国でも数少ない貴重な「素人歌舞伎」の伝承の一つです。子供たちが一生懸命に伝統芸能を舞う姿は、見る者の心を捉えて離しません。3両の曳山(攀鱗閣、紫雲閣、鳳凰山)がそれぞれ異なる神聖な品を祀っており、それぞれの個性を楽しみながら観賞できます。
例年、5月2日から5月4日の3日間にわたって開催されます。期間中、曳山の舞台では1日6公演が行われ、11時から22時までの時間帯で、子供たちによる熱演を鑑賞することができます。
会場は、岐阜県不破郡垂井町にある八重垣神社周辺です。
曳山は非常に豪華な装飾が施されており、間近で見るとその細工の美しさに圧倒されます。子供歌舞伎は、演者である子供たちが数週間前から練習を重ねて準備してきた大切な伝統です。公演時間は1日6回設定されていますが、詳細なスケジュールについては、現地の掲示や公式サイト等で事前に確認しておくことをおすすめします。
屋外でのイベントとなるため、当日の天候に合わせた服装でお越しください。また、祭りの進行や詳細なルールについては、公式サイトでご確認ください。