
ガイド
厳島神社の歴史に深く関わる「推古天皇祭遥拝式」は、毎年5月18日に開催される重要な神事です。この祭礼は、厳島神社の建立が推古天皇の即位した593年と同じ年であるという歴史的背景に由来しています。神社の荘厳な雰囲気の中で、古来より伝わる伝統的な儀式が行われます。
最大の見どころは、鳥居を背景にした神殿前の舞台で奉納される「舞楽」と「雅楽」です。煌びやかで色彩豊かな衣装を身に纏った演者による、五つの舞楽(振鉾、萬歳楽、延キ楽、陵王、納曽利)は、見る者を圧倒する美しさを持っています。また、儀式の締めくくりには、能楽の最後に演奏される曲として知られる「長慶子」の演奏が行われ、歴史の深さを肌で感じることができます。午前中に開催されるため、明るい光の中で舞楽の細かな装飾や動きを鮮明に鑑賞できるのも魅力です。
毎年5月18日に開催されます。式典は午前9時から始まり、所要時間は約1.5時間を予定しています。午前中の時間帯に、美しい自然光の中で伝統的なパフォーマンスを楽しむことができます。
会場は広島県廿日市市にある厳島神社(宮島)です。
アクセスは、JR各線または路面電車で「宮島口駅」まで移動した後、フェリーに乗り換えて約15分で宮島へ渡ります。下船後は、徒歩で約10分ほどで会場に到着します。
このイベントは、厳島神社の昇殿料が必要となります。また、神事としての性質を持つため、周囲の環境に配慮した静かな鑑賞が求められます。午前中の開催ですので、フェリーの時間を事前に確認し、余裕を持って宮島へ渡る計画を立てることをおすすめします。
神事への参加にあたっては、神社への敬意を払った服装を心がけてください。料金については、厳島神社の昇殿料として300円が必要です。詳細な予約の要否や、当日の詳細な進行については、公式サイトでご確認ください。