
ガイド
涼殿祭(すずみどのまつり)は、毎年6月1日に出雲大社の「出雲の森」にて執り行われる伝統的な神事です。別名「真菰(まこも)の神事」とも呼ばれ、古くから伝わる信仰に基づいた非常に神秘的な儀式です。出雲大社の御本殿での月始祭に続き、神聖な儀式が進行します。
この祭事の最大の見どころは、神職によって青々とした真菰(まこも)が一本一本丁寧に敷き詰められていく様子です。出雲の森から御手洗井(みたらいけ)にかけて立砂が盛られ、その上を大御幣を奉持した國造(くにみつくり)が参進祈願する姿は、まさに日本の伝統美を感じさせる光景です。
また、儀式の後には敷かれた真菰を授かることができます。この真菰には「病気にかからない」という強い信仰が込められており、参列者は真菰を競って受け取ります。受け取った真菰をお風呂に入れたり、田畑に埋めたりすることで、無病息災や五穀豊穣の願いを込めることができると言い伝えられています。
開催日は毎年6月1日です。
会場は出雲大社の境内にある「出雲の森」です。
出雲大社の境内荒垣(あらがき)より東方へ約100メートルの場所に位置しています。
涼殿祭は、出雲大社の神聖な儀式を間近で感じられる貴重な機会です。真菰を授かる儀式は、単なる見学だけでなく、実際にその信仰に触れることができる体験型の神事といえます。無病息災を願う方は、ぜひこの機会に真菰を授かることを目指してみてください。
神事が行われる場所は自然豊かな「出雲の森」です。歩きやすい服装でお越しいただくことをおすすめします。また、神聖な儀式ですので、周囲の参列者や神職の動作を妨げないよう、静粛に参列してください。詳細な予約の要否や当日の詳細については、公式サイト等で事前にご確認ください。