
ガイド
新居の手筒花火は、江戸貞享年間(1684〜1688)から続く歴史ある伝統行事です。静岡県湖西市の諏訪神社で行われるこの祭礼は、単なるイベントではなく、地域の人々が守り続けてきた大切な神事です。竹切りから火薬詰めまで、すべて地元の人々の手で行われる手筒花火は、地域の無形民俗文化財にも指定されています。
最大の見どころは、一度に数十本の手筒花火が乱立する「乱点け」の様子です。笛、太鼓、ほら貝の音が鳴り響く中、激しく火花を散らす手筒花火の迫力は、他の地域では見ることのできない新居独特の光景です。一晩で約1,000本もの手筒花火や大筒、揚げ花などが奉納され、夜空と地上を彩る圧倒的な熱気を感じることができます。
2027年は7月31日に開催されます。祭礼は神事として古式に則って進行するため、伝統的なお囃子と共に、夜空を彩る火柱の演出を楽しみにお待ちください。
会場は新居中学校(または新居小学校)を中心に行われます。公共交通機関を利用する場合、JR東海道本線「新居町駅」から徒歩で約20分です。自動車でお越しの際は、東名高速道路の浜松西インターチェンジまたは三ケ日インターチェンジから約40分となります。なお、開催当日は交通規制が行われるため、公共交通機関の利用が推奨されます。
このイベントは町民のための神事としての側面が強く、伝統的な儀式として進行します。観覧の際は、周囲の人々への配慮を忘れず、伝統的な雰囲気を感じながら鑑賞してください。また、会場内には保安距離が設けられており、安全に配慮した運営が行われています。
会場周辺は全面禁煙です。また、火薬類取締法施行規則に基づき、会場内には保安距離が設けられています。立入禁止区域(網の中)への立ち入りや、機材(カメラ・携帯電話等)の持ち込みは、火災防止と安全確保のため厳禁です。ドローン等の無人航空機の飛行も禁止されています。撮影を行う際は、三脚の使用や周囲の観覧の妨げにならないよう、十分な配慮をお願いします。詳細は公式サイトでご確認ください。