
ガイド
加茂大祭
約3分イベント概要
加茂大祭は、岡山県吉備中央町に伝わる、歴史ある伝統的な祭礼です。県指定重要無形民俗文化財にも指定されており、岡山県下三大祭りの一つとして知られています。その起源は天喜年間(1053〜1058年)にまで遡り、約970年の歴史を誇ります。町内にある8箇所の神社から神輿や行列が集まり、総社宮を中心に繰り広げられる「寄宮祭(よせみやまつり)」という非常に珍しい形式で行われます。
見どころ・楽しみ方
この祭りの最大の見どころは、伝統的な神事の数々と、クライマックスとなる「御神幸(ごしんこう)」です。正午頃からは、東西の長床の前で「お遊び」と呼ばれる芸能奉納が行われます。ここでは、薙刀を回して悪魔を払う「太刀振り」、天狗や鬼の面をつけた演者が棒で術を交わす「棒使い」、そして獅子頭を被った人が人の肩に乗り高さを競う「継ぎ獅子」など、迫力ある演目が披露されます。
その後、祭りのハイライトである「御神幸」が始まります。8社の神輿が随神門前に一列に並び、威勢の良い掛け声とともに、高さを競い合うように一斉に神輿が差し上げられる様子は圧巻です。樹齢500年を超える杉や桧に囲まれた、歴史情緒あふれる総社宮の風景とともに、古式ゆかしい日本の精神文化を感じることができます。
日程・スケジュール
開催日は毎年10月の第3日曜日です。2026年は10月18日に開催されます。
- 06:00: 九社総代集合
- 07:00〜10:45: 各神社からの入御(お入り)開始(鴨神社、化気神社、松尾神社、日吉神社、素盞鳴神社、八幡宮、天計神社、三所神社の順)
- 12:00: お遊び行事(太刀振り、獅子舞/つぎ獅子、棒使い)
- 12:30: 御神幸(神輿が境内に並び、一斉に差し上げられる)
- 13:30: お立ち(還御)
- 15:30頃: 終了予定
会場とアクセス
会場は、吉備中央町加茂市場に鎮座する「加茂総社宮」です。
- *車でのアクセス**: 山陽自動車道 岡山ICから約45分
- *公共交通機関でのアクセス**: JR金川駅からバスで約30分、「加茂市場」下車すぐ
参加のポイント
加茂大祭は、伝統的な規則やしきたりを非常に重んじる祭りです。神事が行われている間、例えば「入御」の最中は、見物客は境内に入ることができないなどの制限があります。また、祭りの進行をスムーズに行うため、周囲には警備にあたるスタッフが配置されます。歴史的な儀式を尊重し、周囲のルールに従って観覧しましょう。
持ち物・服装・マナー
- *服装**: 屋外での長時間にわたる行事となるため、動きやすく、歩きやすい服装でお越しください。
- *天候への備え**: 過去には雨天により日程が変更されたり、中止になったりした事例があります。当日の天候による開催判断については、事前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
- *予約・支払い**: 祭事への参加に事前予約は不要ですが、現地の詳細な運営ルールについては公式サイトをご確認ください。