
ガイド
「神と紙の郷の春祭り」は、福井県が指定する無形民俗文化財であり、和紙の神様を祀る大瀧神社および岡太(おかもと)神社の例大祭です。毎年5月3日から5日にかけて、越前和紙の里一帯で開催されます。この祭りは、単なる伝統行事にとどまらず、越前和紙の文化を広く伝えるための賑やかな催し物も併設されており、日本の伝統工芸と信仰が融合した非常に貴重なイベントです。
この祭りの最大の魅力は、伝統的な「ご神事」と、和紙をテーマにした多彩な「体験・市場」のコントラストです。
まず、全国でも珍しい「紙能舞(しのうまい)」や「紙神楽(かみかぐら)」、そして「湯立て神事」といった、日本固有の伝統的な儀式を間近で見ることができます。これらは和紙の神様を祀るための神聖な儀式であり、歴史の深さを感じさせてくれます。
また、会場では「和紙の大堀出し市」が開催され、高品質な越前和紙を直接購入できるチャンスがあります。和紙の質感や温もりを楽しみながら、自分だけのお気に入りを見つけることができます。さらに、和紙を使ったワークショップや、書道パフォーマンス、地元のパフォーマンスなども行われ、見るだけでなく、実際に手を動かして日本の手仕事の温もりを体験できるのが魅力です。
祭礼は毎年5月3日から5月5日の3日間にわたって行われます。日程によって行われる儀式の内容が異なります。
※「和紙の大堀出し市」は、例年5月3日〜5日の午前9:00〜午後4:00頃に開催されます。
会場は福井県越前市の「越前和紙の里」一帯(大瀧神社・岡太神社周辺)です。周辺にはパピルス館、卯立の工芸館、紙の博物館などの施設が集まっています。
アクセスについては、期間中、越前市内を回遊する観光地回遊バスが運行される場合があります。公共交通機関やバスの運行状況については、事前に最新の情報をご確認ください。
この祭りは、伝統的な神事と、賑やかな市場・ワークショップが共存しています。和紙の購入を目的とする方は、大きなテントで行われる「和紙の大堀出し市」をぜひチェックしてください。また、地元の食文化を楽しむために、打ち立てのおろしそばや地元のパンなどの出店も用意されており、アットホームな雰囲気の中でイベントを楽しむことができます。
屋外の神社やテント、自然豊かな環境での開催となるため、動きやすく、天候の変化に対応できる服装をおすすめします。ワークショップへの参加や、屋外での移動を考慮し、歩きやすい靴でお越しください。なお、具体的な支払い方法や予約の要否、英語対応の有無については、公式サイトにて最新の情報をご確認ください。