
ガイド
伊庭の坂下し祭は、滋賀県東近江市の繖山(きぬがさやま)の山腹に位置する繖峰三神社(さんぽうさんじんじゃ)で行われる伝統的な神事です。滋賀県の県選択無形民俗文化財にも指定されており、近江の「奇祭」の一つとして知られています。
この祭りは、神社の山腹から麓にある大鳥居まで、氏子の若衆たちが神輿を力強く引きずり降ろしていく儀式です。自然の厳しさと人間のエネルギーが融合した、非常にダイナミックな文化遺産です。
最大の見どころは、全長約500mにおよぶ険しい坂道での神輿の移動です。道中には断崖絶壁のような難所が点在しており、若衆たちの勇壮な掛け声とともに、神輿が荒々しく降ろされていく様子は圧巻です。
観客は、神輿が難所を通過する瞬間に、手に汗握る緊張感を味わうことができます。自然の地形を活かしたスリリングな展開は、他の祭りではなかなか見ることのできない、この祭ならではの醍醐味です。
開催日は5月4日です。
※当日の進行状況や天候により、時間は前後する可能性があります。
会場は、滋賀県東近江市伊庭町にある「繖峰三神社」およびその周辺の坂道です。
この祭りは、自然の地形を利用した非常にダイナミックな神事です。観覧にあたっては、神輿が通過するルートの安全な場所から見守ることが重要です。若衆たちの熱気と、自然の厳しさを同時に感じられる貴重な機会となります。