
ガイド
函館港まつりは、1935年(昭和10年)に函館大火からの復興を願い、函館港開港77周年を記念して始まった歴史ある夏祭りです。函館の街の発展と市民の士気を高めるために始まり、以来、函館の夏を象ョる重要な行事として受け継がれてきました。現在は、美しい夜景とともに楽しめる花火大会や、街のメインストリートを舞台にしたダイナミックなパレードなど、函館の文化と活気を象徴する多彩な催しが行われています。
この祭りの最大の魅力は、函館の夜を彩る「協賛花火大会」です。函館港緑の島の周辺から打ち上げられる花火は、美しい海と夜景を背景に、圧倒的な迫力で観客を魅了します。また、街のメインストリートを舞台にしたパレード「ワッショイはこだて」も見逃せません。市民が音楽に合わせて踊りながら練り歩く姿は非常にエネルギッシュで、特に「いか踊り」などの伝統的な踊りは、函館ならではの情緒を感じさせてくれます。さらに、函館駅前には約80店舗もの屋台が出店し、地元のグルメや活気ある雰囲気を楽しむことができます。
本イベントは、例年夏に開催されます。具体的な開催日程については、公式サイトや最新の観光情報を必ずご確認ください。パレードは「十字街コース」と「五稜郭コース」の2つのルートで行われ、それぞれ第1部から第3部までの構成となっています。第1部は函館港おどり、第2部はサマーカーニバル、第3部は函館いか踊りなど、時間帯によって踊りの種類や参加形態が異なります。
イベントは函館市内の旧市街地を中心に開催されます。パレードのコースは、十字街エリア(十字街〜函館駅前〜大門〜松風町)と、五稜郭エリア(千代台〜本町交差点付近)に分かれています。花火大会のメインビューポイントは、函館港緑の島周辺や、イカモニュメント、函館湾岸大橋付近となります。会場周辺は大変混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されます。
パレードは、コースごとに異なる魅力があります。十字街コースは函館駅に近い中心部で、賑やかな屋台と共に楽しむのに最適です。一方、五稜郭コースは歴史的な景観とともに、少し落ち着いた雰囲気の中で踊りを楽しむことができます。パレードの各部(第1部〜第3部)によって、踊りの種類や自由参加の可否が異なるため、事前にスケジュールを確認して、お好みのスタイルで観覧することをおすすめします。
夏の夜のイベントですので、動きやすい服装と、熱中症対策のための水分補給、および夜間の屋外活動に適した準備を整えてください。屋台での飲食を楽しむ際は、現金が必要となる場合が多いため、事前に準備しておくとスムーズです。なお、詳細な予約の要否や、最新の英語対応状況については、公式サイトでご確認ください。