
ガイド
有松絞りまつりは、愛知県名古屋市緑区の有松地区で開催される、400年以上の歴史を持つ伝統工芸「有松絞り」をテーマにした祭典です。江戸時代から続く絞り染めの技術を、展示、販売、実演、そして体験を通じて間近に感じることができる貴重な機会です。
会場となる有松地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、白壁や格子戸が並ぶ情緒豊かな町並みが特徴です。この美しい景観の中で、職人の手仕事による多彩な絞り製品が街を彩ります。
まつり期間中は、老舗の工房や若手作家によるブースが多数並びます。ハンカチやストール、バッグといった日常使いしやすい雑貨から、着物やインテリア用品まで、多種多様な絞り製品が揃います。限定デザインや一点物のアイテムも見つかるかもしれません。
熟練の職人が布をくくる繊細な技術を間近で見られる実演が行われます。また、自分自身で模様を作る「体験染めワークショップ」も人気です。ハンカチや巾着袋などを使い、伝統の技法を体験することで、ものづくりの奥深さを肌で感じることができます。
江戸時代の宿場町の面影を残す町並みは、どこを歩いてもフォトジェニックな風景が広がります。絞りの「のれん」が風に揺れる美しい景色を背景に、着物や浴衣での散策を楽しむのもおすすめです。
2027年は6月24日(日)に開催されます。
イベントは、名古屋市緑区の有松駅周辺から続く、旧東海道沿いの歴史的町並み一帯で開催されます。
名鉄名古屋本線「有松駅」から徒歩ですぐの場所にメイン会場があります。
※まつり当日は周辺道路の一部が歩行者天国となり、交通規制が実施されます。車での来場は避け、公共交通機関の利用を強く推奨します。
例年、多くの来場者が訪れるため、特に昼前後は混雑します。ゆっくりと展示を見たり、ワークショップに参加したりしたい場合は、午前中の早い時間帯に到着しておくのがスムーズです。
会場周辺には、古民家を改装したカフェや、名古屋のグルメを楽しめる屋台などが点在しています。歩き疲れた際は、歴史的な建物を利用した休憩スポットを活用しましょう。
歴史的な町並みを歩くため、歩きやすい靴での来場をおすすめします。また、ワークショップで染め体験を行う場合は、汚れが気になる可能性があるため、動きやすく、汚れてもよい服装やエプロンがあると便利です。
屋台や一部の店舗では、現金での支払いが主流となる場合があります。あらかじめ小銭や現金を準備しておくとスムーズです。ワークショップなどの体験イベントについては、当日受付や事前予約の有無を公式サイト等で事前に確認しておくことを推奨します。