
指南
千仏鍾乳洞は、北九州市小倉南区の平尾台東端に開口している鍾乳洞です。洞内には鍾乳石、石筍、石柱などが発達しており、自然の造形が見られます。洞内の気温は年間を通じて約16度、水温は約14度となっており、夏は涼しく冬は比較的暖かい環境にあります。
「千仏」という名称は、天平13年(約1270年前)に、行基の草創とされる行橋市の叡山願光寺より伝わる千仏院に由来しています。かつては七堂伽藍が並び立っていたと伝えられていますが、現在はその歴史的な背景を持つ場所として、自然保護の対象となっています。

洞内には、石灰岩の層の上を流れる清水があり、その流れに沿って進むことができます。入口付近から一定の距離までは靴を履いたまま入洞が可能ですが、奥へ進むにつれて環境が変化します。石灰岩が露出するカルスト地形の特徴である、鍾乳石や石柱の形状を観察できるのが特徴です。
季節を問わず、洞内は一定の気温が保たれています。夏季は外気温との差により涼しく感じられ、冬季は外気温に比べると暖かく感じられる環境です。営業時間は季節や曜日によって異なるため、訪問前に確認が必要です。秋・冬季は日没までの営業となります。

洞内では、清水の中を歩きながら自然の造形を進む体験ができます。石灰岩の上を流れる水の流れに沿って進むルートがあり、自然の地形を直接的に観察する行程が含まれます。
千仏鍾乳洞が位置する平尾台は、カルスト高原として知られるエリアです。石灰岩の露出が顕著で、白く丸みを帯びた石灰岩の景観が広がっています。周辺には、自然地形を観察できるスポットが点在しています。
洞内は水辺を進む行程があるため、足元や服装については事前の準備が必要です。また、入洞の受付時間は営業終了の30分前までと定められています。詳細は以下のTips欄をご確認ください。